患者さんへの思い
院長に聞く患者さんへの思い
幅広い症状・疾患を診させて頂いています
ご相談だけでもかまいませんのでお気軽にご連絡ください
患者さんのお悩みで多いものは?
皆さん、色々なお悩みを抱えてご来院されていますが、一番多いのは腰痛ですね。厚生労働省が3年に1回、「国民健康・栄養調査」を出していますが、それによると男女で少し差がありますが訴えの1位・2位は腰痛となっています。次に多いのは肩こりや膝痛で、あとは外傷も多いですね。そういった日常的な症状・疾患を診させて頂いています。
整骨院を経てご来院されるケースも多いのでは?
そうですね。整骨院、整体院、鍼灸院で施術を受けた後、当クリニックへご相談に来られるケースも多いです。また、他の整形外科を受診中の方がセカンドオピニオンとしてご相談に来られることもあります。
「整骨院や他院で治療を受けたことは伝えにくい」とお感じの方もおられるようですが、全然かまいません。そういう患者さんはたくさんおられますので、きちんと情報を提供する意味でも気兼ねなくお伝え頂ければと思います。
カウンセリング時に大切に考えていることは?
患者さんに安心感を与えられるように心がけています。何か症状でお悩みでも、原因を詳しくご説明すると安心・納得されるケースがあります。「どうして痛むのか?」「この先どうなるのか?」という不安を抱えたまま生活するのはつらいと思いますので、それを解消するためにもまずはご相談だけでもかまいませんので、お気軽にご連絡頂ければと思います。
また、「他院で説明を受けたがよくわからなかった」という理由でご来院される方もおられますので、セカンドオピニオンとして当クリニックをご利用頂くのも良いと思います。
痛みをゼロにすることは難しくても
満足のいく生活が送れるようにすることは可能です
治療を進める上でどういうことを大事にされていますか?
患者さんに「痛みの有無」だけをお聞きすると、「よくわからない」とおっしゃることがあります。「痛みはない」とおっしゃるので、では症状は改善されつつあるのかといえば、どうもそういう感じではない。ですので、私はこういう風に尋ねるようにしています。「今の状態に満足されていますか?」と。
この「患者さんの満足」が治療を進める上でとても大事だと考えています。もし満足されていないのであれば治療を継続するべきですし、満足されているなら一旦治療を終えましょうかということになります。
「痛みの改善」だけでなく「満足の提供」も大事?
そうです。疾患によっては痛みをゼロにすることは難しくても、それを小さくして、満足のいく生活を送って頂けるようにすることは可能です。もしまた満足いかない状態になったらなら、その時に治療を再開すればいいのではないかと思っています。
このように治療の終わりがどこにあるのか、患者さんにわかりやすく提示することも大事だと考えています。