コラム

【ブログ】ペルテス病

2026.02.07

大阪市住吉区の月山クリニックでは、地域の整形外科として皆様の症状・お悩みに誠実に向き合い、本当の意味での“満足していただける医療”のご提供に努めております。 つらい症状でお困りの方の不安解消の一助になればという思いで、こちらのブログを通じてさまざまな病気のことや治療のことを発信して参ります。 今回は“ペルテス病”についてお話しいたします。

ペルテス病とは?

ペルテス病は、通常、4歳から10歳の子供に発症する比較的まれな疾患で、大腿骨頭の血流が一時的に途絶え、その結果として骨の一部が死んでしまう(壊死)ことを特徴とします。この状態は、成長過程にある子供の股関節に影響を及ぼし、その治療と経過には長期間を要することがあります。

ペルテス病の症状は?

ペルテス病の患者様は、初期に股関節、太もも、または膝に痛みがあると訴えることが多いです。痛みは活動によって増強され、夜間や安静時にも感じることがあります。股関節の可動範囲が制限されることもあり、特に内旋や開脚が難しくなります。これらの症状により、跛行(びっこ)を引くなどの歩行障害を引き起こすこともあります。

ペルテス病の原因は?

ペルテス病の正確な原因はまだ完全には明らかになっていませんが、血管の異常、遺伝的要因、外傷、免疫系の問題など、複数の要因が絡み合って大腿骨頭の血流障害を引き起こすと考えられています。また、男の子に多く見られ、特定の体格や成長パターンを持つ子供が罹患しやすいという報告もあります。

ペルテス病の検査・治療は?

ペルテス病の診断は、通常、症状の報告と股関節の物理的検査、そしてX線によって確定されます。MRIや骨シンチグラフィが追加で行われることもあります。治療に関しては、病気の進行を遅らせ、大腿骨頭の形をできるだけ正常に保つことが重要です。保存療法には、活動制限、物理療法、および特殊なブレース装着が含まれることがあります。重度のケースや改善が見られない場合には、外科手術が必要になることがあります。治療の主目的は、関節の動きを保ち、将来的な関節炎を予防することです。 股関節の痛みや歩行に違和感を感じる場合は、早期に適切な診断を受けることが大切です。気になる症状ございましたら、お気軽に大阪市住吉区の月山クリニックへご相談ください。

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