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【ブログ】変形性膝関節症の予防
大阪市住吉区の月山クリニックでは、地域の整形外科として皆様の症状・お悩みに誠実に向き合い、本当の意味での“満足していただける医療”のご提供に努めております。
つらい症状でお困りの方の不安解消の一助になればという思いで、こちらのブログを通じてさまざまな病気のことや治療のことを発信して参ります。
今回は“変形性膝関節症の予防”についてお話しいたします。
変形性膝関節症とは?
変形性膝関節症とは、加齢や肥満などにより関節軟骨がすり減ることで、膝に痛みが出たり水が溜まるといった症状が出る病気です。 高齢になるほど罹患率が高くなることもあり、膝の痛みから外出がおっくうになったり、体を動かすのを避けたいと思われる方も多いのではないでしょうか。
筋力アップとメタボ対策で膝痛予防を
しかし、運動不足の状態では膝を支えている筋肉が衰え、膝の痛みがさらに強くなることが考えられます。 また、体重が増加するにつれ膝への負担も大きくなるため、膝痛の予防と改善には体重のコントロールも重要なポイントとなるでしょう。
と言っても、運動の習慣のない中高年の方がいきなり激しいスポーツをすると、膝や関節を傷つけてしまう恐れがあります。
そこで、まずは1日30分程で週に3日というペースで、ウォーキング(歩行)を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
膝に負担がかかりにくい歩き方とは?
ウォーキングは年齢に関係なく行える、筋力アップや脂肪燃焼に役立つ有酸素運動です。 ただし、間違った歩き方をすると変形性膝関節症を悪化させる恐れがありますので、ウォーキングの際は次のような歩き方を実践し、膝への負担を軽減させるようにしましょう。
・背筋を伸ばしてあごを引き、お腹を軽く引き締めて腕を軽く振って歩く
・着地はかかとから、その次に親指の付け根に体重を移してつま先で地面を蹴る
・足が着地する際に膝が軽く曲がる程度の歩幅で歩く
・首はまっすぐ揺らさないようにして、目線は5、6メートルほど先に落とす
適度な運動を習慣化すると膝の筋肉が鍛えられ、変形性膝関節症の予防や改善に役立つほか、心身の健康管理にもいい影響が期待できます。
膝の痛みでお悩みの方は、お早めに大阪市住吉区の月山クリニックまでご相談ください。