下肢(脚・足)の痛み
こんな症状はありませんか?
下肢(脚・足)の症状
- 捻挫や腫れなどが原因で、足首や足の甲に痛みがある
- 外傷がないのに痛みがある
- 足に赤み・腫れなどがあり、指で押すと痛みが生じる
- 階段の昇降時、足に痛みが生じる
- スポーツをした後、足に痛みが生じる
- 歩行すると痛み・しびれなどが生じるが、少し休憩するとまた歩ける状態になる
- 歩行時に踵やアキレス腱のあたりに痛みが生じる
- 足の指に痛み・しびれがある
主な下肢(脚・足)の病気
アキレス腱断裂
ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)が急速に収縮するなどして、足首を動かす役割を担うアキレス腱が断裂した状態です。外部から過度な力が加わったり、伸ばし過ぎたりしたために起こることもあります。下腿三頭筋の急速な収縮の原因には、スポーツ時の踏み込み・ジャンプなどの動作が挙げられ、重篤時には「バチッ」という断裂音を体感することもあります。アキレス腱が断裂しても歩行できる方もおられるので、注意が必要です。
外反母趾
足の親指が根本から外側に曲がってくる状態です。ハイヒールなど履物によって生じると言われますが、遺伝的な要素もあると言われています。重篤化すると歩行に支障をきたす場合もあります。
腓骨神経麻痺
突然足首が動かなくなります。特に背屈(足首を反るように上げる動作)がしにくくなります。膝の外側で圧迫されることで生じることが多く、寝ているときになる方もおられます。
足関節捻挫
ほとんどは、足関節を内側にねじれ、足関節外側の靭帯を損傷することで生じます。スポーツや歩いている際に躓いたり、段差で踏み外したりして、足関節捻挫が起こるケースが多いです。
肉離れ
ほとんどは、スポーツをしている際に筋肉の部分断裂が起こることで、ふくらはぎや太ももの内側に痛みが生じます。歩くのも困難になります。
扁平足
扁平足とは、足の裏に土踏まずがなく、真っ平らな足の裏の状態で、土踏まずが地面にピタッと接していると扁平足の可能性があります。扁平足の場合、足の筋肉や腱に負担がかかってしまい、歩いていても疲れやすかったり、転びやすくなってしまいます。
先天性内反足
ほとんどは、生れたときから足の変形がみられる先天性の疾患で、そのまま放っておくと歩くことが難しくなります。およそ1000人に1人の発生率ですが、詳しい原因はわかっていません。
痛風
足の慢性障害
特にスポーツおいては、足の慢性障害が生じることが多いです。足の慢性障害には、種子骨障害、外脛骨障害、足底腱膜炎、踵骨々端症、踵骨滑液包炎などがあり、各疾患で特定の部位の痛みがあります。