月山クリニック

【ブログ】干渉波治療器とは何か

大阪市住吉区の月山クリニックでは、地域の整形外科として皆様の症状・お悩みに誠実に向き合い、本当の意味での“満足していただける医療”のご提供に努めております。

つらい症状でお困りの方の不安解消の一助になればという思いで、こちらのブログを通じてさまざまな病気のことや治療のことを発信して参ります。

今回は“干渉波治療器”についてお話しいたします。

干渉波治療器について

整形外科などに通院した際に、電気治療を受けたことがあるという方は数多くいらっしゃることでしょう。

電気治療ではさまざまな機器を使用しますが、今回ご説明する干渉波治療器は異なる周波数の電流を体に流し、体内で干渉させる(ぶつかり合う)ことで低周波の刺激を発生させるもので、低周波治療器と同じく痛みなどの緩和を目的として作られました。

干渉波とは?

電流同士が互いに干渉することから「干渉波」と呼ばれています。

この周波数の差による干渉低周波刺激を利用して、筋肉が収縮と拡張をくり返し、そのポンプ作用によって筋肉がほぐされ、血流が促されることで、痛みを生じさせる物質の除去が期待できます。

干渉波治療器の使用方法

干渉波治療器を使用する際は、電極として機能するパッドを患部の近くに貼ります。

電流が刺激しやすい部分はパッドとパッドの間となるため、痛みや不快感を感じている部位がパッドの間に入るように配置します。

適切な治療とトレーニングを行いましょう

電気治療などの物理療法によって一時的に痛みがなくなったとしても、根本的な原因の治療を行わない限り、痛みが再発してしまいます。

大切なのは、痛みなどの症状の背後にある原因を特定し、適切な治療やトレーニングによって問題を解決することです。

気になる痛みや症状がある方、電気治療を続けているもののあまりよくならないという方は、一度、大阪市住吉区の月山クリニックにご相談ください。