大阪市住吉区の月山クリニックでは、地域の整形外科として皆様の症状・お悩みに誠実に向き合い、本当の意味での“満足していただける医療”のご提供に努めております。 つらい症状でお困りの方の不安解消の一助になればという思いで、こちらのブログを通じてさまざまな病気のことや治療のことを発信して参ります。 今回は“ストレートネックの原因”についてお話しいたします。
ストレートネックとは？
ストレートネックとは、頚椎（脊椎の首の部分）の自然な湾曲が失われ、まっすぐになってしまう状態のことを言います。 長時間前傾姿勢を続けていると、頚椎がまっすぐになって首に痛みが出るだけでなく、頭痛や肩こり、めまい、眼精疲労など、さまざまな身体の不調を引き起こすことがあります。
ストレートネックになるのはなぜ？
ストレートネックは現代社会において増加傾向にあり、特にスマートフォンを長時間操作することで生じやすいことから「スマホ首」とも呼ばれています。 スマートフォンやパソコンを使用するときは、肩よりも前に頭部を突き出した姿勢になりますが、長時間このような姿勢を続けると首周辺に大きな負担がかかり、頚椎がまっすぐになってしまいます。 また、猫背のような前かがみの姿勢の方も、首周辺への負担が絶えず続くことからストレートネックになりやすいと言えます。 そのほか、骨盤が前側へ倒れる「反り腰」の方は、腰だけでなく首へも負担がかかるため、ストレートネックを発症しやすい傾向にあります。 妊娠や出産を経験した女性は反り腰になりやすいので、普段の姿勢に気をつけるようにしましょう。
ストレートネックの対処法
スマホやパソコンの画面を見るときは、首を前に突き出すことなく、目線を上げるように心がけましょう。 パソコンを使用する際には、モニターの高さを調節し、姿勢を正すことも大切です。 また、適度に休憩を取って首のストレッチを行い、筋肉の緊張を緩めるようにしましょう。 ストレートネックによる首の痛みや肩こり、頭痛など、症状が出て辛いという方は、お気軽に大阪市住吉区の月山クリニックへご相談ください。